東京都多摩地区の生涯学習センター

  TAMA市民塾

               ボランティアが創る知縁コミュニティ




TAMA市民塾のホームページにようこそ

<お知らせ>
2024年10月期講座の塾生募集は終了しました。
次回の定期講座は2025年4月期講座です。塾生の募集期間は2024年12月〜2025年1月の予定です。詳細が決まりましたら、改めてお知らせします。


※広報誌『たまずさ』の最新号(第53号)を刊行しました。ご一読いただければ幸甚です。
『たまずさ』53号(2024年7月、クリックするとPDFにリンクしています)



 

  TAMA市民塾とは

   
1993年(平成5年)、多摩全域は「多摩東京移管100周年」を記念した365万人のまちづくり運動、TAMA「らいふ21」のビッグイベントで盛り上がりました。
その成果を継承・発展させる基盤として、翌1994年(平成6年)、(公財)東京市町村自治調査会内に「多摩交流センター」が設置されました。そして1995年(平成7年)10月、<地域交流、世代交流、国際交流>を基本原理とした「TAMA市民塾」がスタートしました。
「TAMA市民塾」は、多摩全域30市町村を対象とする広域的な生涯学習の場です。また営利を目的としない事業であるという点においても、従来の類型と異なる新しい視点をもっています。
「TAMA市民塾」は、運営も、講師も、塾生も、多摩ゆかりのみなさんです。
多くの知性を結集し、みんなで創りあげていく交流の場・・・それが「TAMA市民塾」。講師も塾生も、<生涯学習>という同じ立場で行動する・・・それが「TAMA市民塾」です。

知識が生きる。個性が生きる。
頭が回る。体が動く。
だから楽しい。だから面白い
だから次回が待ち遠しくなる。

そんな「TAMA市民塾」を、みなさんといっしょに作り上げていきたいと念願しています。
(写真の上がTAMA市民塾のパンフレット表紙、下がロゴマーク)
   



 

  塾長挨拶

塾長就任のご挨拶
                       TAMA市民塾・塾長 宮本 謙介
2020年4月に塾長に就任しました宮本です。「就任のご挨拶」を兼ねまして、今後の生涯学習のあり方について簡単に所見を述べさせていただきます。なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、やむを得ず講座を中止しました関係でご挨拶が遅くなりました。ご容赦ください。
私は、これまでは大学でアジアの社会・経済について研究してまいりました(北海道大学28年、台湾・国立台中科技大学8年、亜細亜大学5年、2020年3月定年退職)。大学在職中から生涯学習には関心をもっていましたので、大学の公開講座や大学外での各種の市民講座・講演会等には積極的に参加していましたが、このたびのように生涯学習の団体に本格的に関わるのは初めてのことになります。ですから生涯学習の活動はほとんど素人です。これから大学在職中の教育経験も活かしながら、生涯学習のあり方・存在意義などについて考えるとともに、TAMA市民塾の受講生や多摩市民の皆さんのご要望に応えられるよう、微力ながら努めるつもりです。どうぞ宜しくお願いいたします。
塾長就任にあたって「TAMA市民塾規程」を改めて学習しました。その第1条(目的)には、「・・・市民の人材を活用して参加型・対話型の体験学習講座を行い、・・・市民主導の生涯学習を確立すること」が掲げられています。また当塾の今日的な存在意義については、これまで「たまずさ」をはじめとする塾の刊行物で歴代の塾長や理事が繰り返し述べておられます。私なりに簡単にまとめますと、急速に進む少子高齢化、単身世帯の増加などによって地域社会の人間関係が希薄化し様々な社会問題を引き起こしていること、コミュニティ(共同体)としての地域社会は崩壊の危機にあり、地域社会再生の一助として生涯学習による「知縁コミュニティ」づくりが有効であること、などが指摘されています。いずれも極めて重要な指摘であり、このような理念に基づく活動は今後も是非堅持していきたいものです。
更にこれからは、ポスト・コロナ時代の地域社会の生涯学習のあり方についても考えていく必要があるように思われます。昭和・平成時代に急速に進んだ人口の大都市集中と経済のグローバル化は、新型感染症の世界的大爆発を引き起こし、深刻な被害を生み出しています。コロナ以後の時代は、地方分散型の社会生活基盤の整備や産業振興、経済成長優先から福祉・医療重視の政策への転換が求められます。こうした社会変化に対応して、我々は常に新しい知識・技術を獲得することが必要となります。「知縁コミュニティ」を一層活性化させる生涯学習の存在意義も高まります。これから皆さんとともに、新しい時代の生涯学習のあり方について模索していきたいと考えています。

※私の詳しい自己紹介については、下記の個人ホームページをご覧ください。
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